2004年から2009年にかけて鳥取県内で起きた鳥取連続不審死事件。
この事件の被害者と思われる人はなんと6人。
そしてこのうちの2件についての事件の犯人として逮捕され死刑が決まったのが上田美由紀被告でした。
上田被告は2023年1月14日に獄中で死亡し、大きな話題となりました。
この記事では改めて上田被告が何故6人もの男性を騙すことができたのか、その魅力について考察してみたいと思います。
鳥取連続不審死事件とは
鳥取連続不審死事件とは、2004年から2009年にかけて鳥取県で、上田被告の周辺で起こった6件の連続不審死事件です。
捜査の結果、上田被告による強盗殺人2件、自殺2件、事故死1件、病死1件が判明。
そして強盗殺人2件について、2017年の最高裁判所判決により上田被告の死刑が確定していました。
6件の不審死は以下となります。
- 新聞記者A(自殺)
- 警備会社勤務B(事故死)
- 刑事C(自殺)
- トラック運転手D(強盗殺人)
- 家電ショップ経営者E(強盗殺人)
- ホテル従業員F(病死)
上田美由紀の5つ魅力とは
1、スキがあって愛想が良い
上田被告はとても愛想が良かったようですね。
この事件を取り扱った本の「誘蛾灯」を読んだけど、保守的で娯楽の少ない場所であれば自分に好意を直接的に向けてくれる異性のことが楽しみになるんだなぁ、って実体験も踏まえて思ったわ。(スナックのくだり)
ガールズちゃんねる
私自身、都会的な地域から保守的な地域に引っ越してから、わかりやすくニコニコしている自分に対する自分に対しての異性の態度が違ったもん。保守的な地域だと向こうから来てくれる、もしくは隙のある女性ってとても魅力的に映るんだと思う。
スキがあるように見せることが上手くて愛想が良かった上田被告。
そういった女性を魅力的と感じる男性はたしかに多い気がします。
2、筆まめで達筆
上田被告は筆まめで達筆でした。
これについてはテレビでも特集されていました。
こちらは上田被告が書いた手紙とのことです。きれいな字ですね。
手書きの手紙は特別な感じがしますし、更に字が綺麗って武器ですね。
3、甘え上手で癒される
上田被告はとにかく口が上手くて甘え上手だったようです。
先程の手紙でも自分のことを名前で書いてあったのを見るとよくわかりますね。
そして男性たちは口々に「癒される」と話していたそうです。
「あなたがいるから今の美由紀がいる」こんな感じで無邪気にニコニコして頼る上田被告を見て男性は守ってやらなくてはという気持ちになったのでしょうか?
4、信用される
上田被告についてよく「なんであんなブスが?」という意見を見かけます。
確かにそう思うのもわかります。
しかし、そこが落とし穴でもあるのではないでしょうか?
美人やイケメンが「チャラチャラしている」「遊んでいる」と見られがちなことってありますよね?
美人やイケメンが「モテない」と言っても「嘘だろ」と思われたり「遊んでない」と言っても信じてもらえなかったりしませんか?(関係ないのですがこれは逆差別ではないですかね)
上田被告は美人ではありませんでしたが、だからこそ逆に信用されるという部分はあったのでしょう。
5、子供が5人いたこと
上田被告は5人の子供を一人で育てていました。
子供5人を育てるシングルマザーという境遇に同情する男性客も後を絶たなかったそうです。
同情から始まり、いつの間にか上田美由紀に入れ込んでしまうケースも多かったようですね。
こんなツイートもありました。
やはり5人の子供を育てるシングルマザーという肩書は、中々の影響力を持つようです。
鳥取連続不審死事件犯人上田美由紀被告の死亡
2023年1月14日、上田美由紀被告は死亡しました。
1月14日、鳥取県の連続不審死事件で、強盗殺人などの罪で死刑が確定していた上田美由紀死刑囚(49)が死亡した。死因は食べ物をノドに詰まらせたことによる窒息死という。
ヤフーニュース
上田被告が起訴されたのは2件の強盗殺人や詐欺についてでした。
周囲では6人の男性が不審死していたが、起訴されたのは2件の強盗殺人や詐欺についてのみだった。12年9月に初公判が開かれ、同年12月に鳥取地裁で死刑判決が言い渡されたものの、控訴。しかし、17年7月に最高裁が上告を棄却したことで、死刑が確定した。
ヤフーニュース
上田死刑囚は一貫して無罪を主張し、裁判で反省の言葉を口にすることもなかったそうです。
まとめ
一貫して容疑を否認していた上田被告の死亡により事件の真相は闇の中となってしまいました。
今後こいうったことのないよう管理体制を見直してほしいものです。それでは今回はこの辺で失礼します。
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