Diosは元ぼくのりりっくのぼうよみ、ササノマリイ、Ichika Nitoの3人で構成されたバンドです。
バンドメンバーそれぞれがすでに個々の活動を確立していて、その上で組んだバンドです!
この3人が組むって奇跡なんじゃないかと思えるほどの人たちなんです!
この記事では、Diosの素晴らしいメンバーをご紹介していきます。
Dios
2021年3月31日に、たなか(元ぼくのりりっくのぼうよみ)、ササノマリイ、Ichika Nitoの3人のバンド、Diosが誕生しました。
ボーカル:たなか
ギタリスト:Ichika Nito
キーボード:ササノマリイ
Diosという名前の由来をたなかさんはこう語っています。
たなか 二つあって、一つが、僕ジョジョの奇妙な冒険という漫画がめちゃめちゃ好きなんですけど、7部のスティール・ボール・ランというのに出てくる、ディエゴブランドというキャラがめっちゃ好きで、そこから取ったというのと、ギリシャ神話に出てくるディオニュソス神というのがいるんですけど、お酒とかワインとか、豊穣を司る神様なんですけど、そこら辺を由来にしてるという。
https://avec.citroen.jp/
メンバーの三人はバンドの活動についてこう語っています。
たなか:僕はDiosそのものではないので、ある意味で気が楽というか。ぼくりり(ぼくのりりっくのぼうよみ)の時と比べると1人ではないので、みんなで平等に進めていけるのがすごく楽しいですね。
Ichika Nito(以下、Ichika):僕もずっと1人でやってきたので、曲を作る事やそれ以外も矢面に立って何もかも自分で引き受けてたんですけど、それが上手いように3分割されていて負担も減った。あと自分1人では作れないような音楽も作れるようになって、個人とは別の貴重な時間だなって思ってます。
ササノマリイ(以下、ササノ): Diosの楽曲を制作する時はこうやって作ろう、バンドらしくって意識はほとんどしてなくて、自然に合ったものを作っていくっていう感覚。それが良いところです。あと自分自身の活動のモチベーションがすごく上がりますね、2人がすごいから。
https://music-book.jp/
それぞれがアーティストとして元々確立している三人なので、刺激し合い、尊敬し合って良い関係を築いているんですね!
たなか(元ぼくのりりっくのぼうよみ)プロフィール
生年月日:1998年2月12日
出身地:神奈川県横浜市
大学:上智大学中退(学費未納のため除籍らしいです)
趣味:ボルダリング
一番初めは「紫外線」という名前でニコニコ動画に投稿していました。
2012年2月に「紫外線」でその同じ年の12月に「ぼくのりりっくのぼうよみ」で動画を投稿。
2014年に「閃光ライオット」で約1万組の中からファイナリスト10組に選出され、翌年2015年、高校3年生でデビューしました。
デビュー時はなんと受験生。
東大を目指し受験もしたとのことですが、合格とならず、上智大学へ進学します。
デビューから「天才」が現れたと言われ、またたく間に若者の間で人気となります。
実際天才だと思います。
他の人には思いつかいない歌詞、オシャレで個性的な楽曲、難しい旋律を物ともせず歌い上げるその歌唱力、そして美しい声…!
語りだしたら止まらないので曲を聞いてほしいです。
全部いいです!
ちなみに次に紹介する曲「Be Noble」はササノマリイさんが楽曲を手掛けています。
ササノマリイさんはぼくりりさんとよくコラボしていました。
こちらは間奏の間の映像が秀逸なことで有名。曲ももちろん最高です。
本人は天才と言われることは好きではなさそうですが、ごめんなさい、天才だと思っています。
そんな「天才:ぼくりり」の音楽活動は順風満帆に見えましたが、2018年に突然辞職を発表。
「僕は自由になりたい。できあがった他の人たちの中にある偶像に自分が支配されちゃうことにすごく耐えられない」と語っていました。
そして2019年、大阪で「通夜」、東京で追加公演「葬式〜前夜祭〜」、 東京でラストライブ「葬式」を開催し、1月31日 – ぼくのりりっくのぼうよみを正式に「辞職」しました。
(「葬式」ニコニコで見ながら号泣しました…。)
「ぼくのりりっくのぼうよみ」を辞職してからは、俳優をしたり、焼き芋屋さんをしたりしたこともありました。
「たなか」さんになってからしばらくは自由にいろんなことをしていて楽しそうでした。
ファンはあたたかく見守りつつ、いつかまた歌ってほしいと願っていましたから、Diosの結成に歓喜の声をあげたでしょう。
Ichika Nitoプロフィール
本名:福井一夏(ふくい いちか)
生年月日:1994年7月7日
出身地:大阪
大学:大阪大学医学部
身長:180cmくらい?
2020年、Ichikaさんは、イギリスのギター雑誌『Total Guitar』の、読者が選ぶ「史上最高のギタリスト100選」で、なんと8位に選出されています。
世界中のギタリストの中の8位って…!
これかなりすごいことです。
Ichikaさんの奏でる旋律は綺麗で切なくて優しいんですよ!泣けちゃいます。
Ichikaさんがギターを始めたのは中学生の頃だそうです。
小さい頃は、お祖母さんがピアノをやっていた影響で電子ピアノを買ってもらい、ジャズやクラシックなど音楽に携わってきました。
お父さんがベースやギターを持っていたことから、中学生になるとそれらに興味を持ち始め、ギターを始めました。
9歳からピアノを始め、中学生になってスタジオミュージシャンだったお父さんのベースとギターを弾くように。
最終的にピアノではなくギターを選んだ理由をインタビューでこう答えています。
ピアノが上手い人はボクの周りにもたくさんいたし、天才児みたいな人がどんどん現れるじゃないですか。ピアノという楽器は、メロディ、和音、リズムをすべて表現できますが、弾き方、曲の作り方を含めてシステムが完成されているし、演奏家の数も圧倒的に多い。そう考えると、ここで太刀打ちするのは無理だろうなと思ったんです。ギター、ベースにはまだまだ開拓の余地が残されていると思ったし、自分も入っていけるんじゃないかと。ソロのギタリスト、ベーシストとして活動されているミュージシャンもいらっしゃるし、素晴らしい作品も数多くありますが、ボクの中でピンとくる作品にはなかなか出会えなかったんですよ。
音楽ナタリー
このインタビュー読むとさすが医学部って感じしますね。
考え方が建設的。
それにしても大阪大学医学部ってものすごいですよね…。そしてそこからアーティストになるって…。
Ichikaさんは、川谷絵音さんとも一緒に活動していました。
なんと川谷絵音さんから声をかけたそうで、お寿司に誘ったとか!川谷さんさすがですね…!
そして2018年に「Ichikoro」というバンドを結成しています。
こちら川谷絵音さんとの「Ichikoro」。
Ichikaさんの演奏本当にいいんだよな…。
ササノマリイプロフィール
そしてササノマリイさんです!!!
ササノマリイさんのついては未だに謎が多く、生年月日もわかりません!
1989年生まれではないかと言われています。
曲を作るようになったのは、小学校のときにアニメのエンディング、新居昭乃さんの「覚醒都市」を聞いてグッときて、親御さんにリサイクルショップで安いキーボードを買ってもらったのがきっかけです。
ササノマリイさんは小学校では音楽部、中学校、高校、専門学校と吹奏楽部にいました。
専門学校は始めグラフィックデザイナーになりたくてデザイン系の学校へ行こうと思っていたそうですが、体験入学の一番最後の学校の音楽科でのライブイベントを見て、やっぱり音楽だ、と思ったとか。
自分の音楽活動を本格的に始めたのは高校2年生の頃からのようです。
音楽への目覚めは小学校4年生のとき、音楽の授業で「リコーダー上手いね!」と先生に褒められたことだったとか。
その音楽の先生、本当にありがとう…。
この方がまたすごいんですよ!
2007年頃からボカロ曲を投稿し始めています。
「ねこぼーろ」として活動を始めたのは2009年頃。
2011年に投稿した「戯言スピーカー」でボーカロイド殿堂入りしています。
これが本当にいいんですよ…。泣けます。(泣きすぎですが、本当に3人とも天才で泣かせるんですよ)
ご本人バージョンはこちら。優しくて包み込むような声の中にどこか虚しさも感じさせ、それがなんとも言えない魅力を感じさせます。
そしてこの曲をぼくりりさんがカバーしてるんです!こちらも最高です!
2014年に主に本人が歌うササノマリイとしての活動を始めます。
そして様々なアーティストに楽曲提供も行ってきました。
こちらはファンなら胸熱の曲です!戯言スピーカーの歌詞「君の言葉が 私を殺すの」をぼくりりさんが引用していて、ササノマリイさんへの敬意が込められていてまさに胸熱でした…!
ササノマリイさんのタカラバコはアニメ「夏目友人帳 伍」のオープニングテーマになっています。
ササノマリイさんという人は、多くを語る方ではないので、音楽家活動は長いのに未だに謎な感じの方です。
自分が全面に出たいタイプではないようですね。
そうですね……自分が作った曲はできるだけいろんな人に聴いてほしいし、聴いてくれる人を増やしていきたいと思ってるんですけど、自分自身が有名になりたいわけじゃないんですよ。僕という人間がいて、こういう曲を歌ってるってことは知ってもらいたいしできれば好かれたいけど、僕自自身がスポットライトを浴びても曲に光が当たらなければ意味がないというか。それなら曲が有名になってくれたほうがうれしいですね。
音楽ナタリー
Dios結成
Dios結成の時のたなかさんのツイートです。
たなかさんのツイートから↓
これを見たファンの喜びようはすごかったです。
「リリースが5曲しかないのによくワンマンライブをやろうと思ったよね」と、Ichikaが笑う。「今日のライブは短いけど、頑張ってアルバム作ってます」と、たなかが応える。「3人でああだこうだ作っていくと本当にいい形になるよね」と、ササノが言う。バンドは音楽性と人間性とが絡み合い成長していくものだが、この3人は実に“合ってる”。「一人の時より楽しくて、(ステージに)出る前も不安じゃない」とたなかが笑う。
https://spice.eplus.jp/
このバンドで鳴らす音楽を「1人じゃ届かない領域」と言い表したのはIchikaだが、たなかやササノも近い意味のことを言っていて、ソロアーティストとしても十分に活動していけるレベルの腕を持つプレイヤー/クリエイター3名が、それでもバンドを結成した所以はそこにある。要するに、他者と交わり、新しいものを生み出すことで“自分”という人間の境を越えていけること、その楽しさがDiosの真ん中にあるという話で、この“越境”というワードは歌詞表現にも掛かってくる。
https://realsound.jp/
冒頭でも書きましたが、Diosのメンバー3人は、個々の活動だけでもやっていける人たちです。
しかし自分だけの活動を行ってきた上で、この人たちとならもっと先へ行ける、そう確信して組んだササノマリイさん、Ichikaさん、たなかさん。
この3人が奏でる音楽をこれから先ずっと聴きたい!そう思わせてくれる奇跡のバンドです。
7月からはツアーも始まります!まだチケットが取れるところもあるようです。
7月20日(水)梅田 CLUB QUATTRO
7月21日(木)名古屋 CLUE QUATTRO
7月23日(土)札幌ペニーレーン24
8月6日(土)福岡 DRUM Be-1
8月12日(金)豊洲PIT
[チケット]
¥4,800(税込)
まとめ
ササノマリイさん、Ichikaさん、たなかさん、まさに天才といえる3人が組んだ奇跡のバンド、Diosをご紹介いたしました!
これからの活躍が本当に楽しみです!
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました!
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