安倍元総理襲撃事件を起こした山上徹也容疑者。
歴代内閣総理大臣の在任日数1位を誇った安倍元総理を殺害した山上容疑者には非難の声が殺到しています。
しかし中にはその山上徹也容疑者を英雄扱いする声も上がっています。殺人を犯した山上容疑者は英雄扱いには驚愕します。
一体何を見て英雄扱いされているのでしょうか?
この記事ではその理由を5つまとめていきます。
山上徹也容疑者、英雄扱いの理由
1、不幸な生い立ち
周知の事実ですが、山上徹也容疑者の母親は宗教にのめり込んでいました(現在もそこから抜け出してはいないようです)。
山上徹也容疑者の家族構成は父、母、兄、妹の五人。
「父親は京都大学を卒業した秀才」「母親の実家は建設会社を経営」と、これだけ見たら「なんて恵まれた環境なんだ」と思いますね。
しかし、父親は仕事ぶりは真面目である一方、酒癖が悪い一面もあったと言われ、更に母親に暴力を振るっていたという話があります。
別の住民は「父親が怒鳴っている間、母親がずっと台所で正座させられていたのを見たことがある」と話した。
父親の仕事ぶりは真面目だった一方、酒癖は悪かったらしく、酔っぱらって路上で寝ている姿がしばしば見かけられていたという。
スポニチ
ただ一方では、この暴力は母親が宗教にのめり込んだためだったという話も。
実はお母さんが『朝起(あさおき)会』という宗教にはまっていたんです。
子育てをほっぽらかしにしていて、朝の5時とかに出かけてしまうんです。
当時、2歳か3歳かの男の子が冬も裸足で家の外に出てきて、泣きながら母親を探してるんですわ。
ご主人もなんもせんとね。
おしっこやうんちで重くなったおむつをはいているから、半ケツ状態でかわいそうでした
週刊新潮
最終的にノイローゼになってしまった父親は、1985年頃にマンションから飛び降りて亡くなってしまいます。
1985年頃といえば山上徹也容疑者が5歳の時。
そこからさらに山上容疑者の地獄は続きます。
父親の死後ますます宗教にのめり込み、有り金をすべてといっていいほど献金し、子供の面倒を見ず家を開ける母親。
この不幸な生い立ちを知って、山上容疑者に同情している人が多数いるようです。
事件の背景にこの不幸な生い立ちがなかったら、山上容疑者はここまで英雄扱いはされなかったかもしれません。
2、家庭崩壊の中、難関高校への進学
山上容疑者の家庭は父親の死後ますます崩壊していきます。
下のツイートは山上容疑者のもです。
14歳のときには家族は破綻したと書いてあります。
しかしそんな破綻した家庭環境の中、なんと山上容疑者は難関高校への進学をしています。
山上容疑者が進学したのは奈良の「郡山高等学校」で偏差値は68とかなり高いですね。
これについて「こんな辛い状況でも難関高校へ進学するのはすごいことだ」と言った意見が多く見られました。
普通の家庭環境だったら更に上の高校への進学も出来ていたかもしれませんね。
3、同級生達の間で悪い話が出てこない
(小中学校の同級生)
「成績優秀で真面目でした。友人が多いという訳ではないが、すごくいい人柄でみんなから尊敬されていたと思います」成績優秀、特に図工が得意だったといいます。
(小中学校の同級生)
MBSNEWS
「自動で作った山上君だけがすごいものを作ってきた思い出があります。才能があったのですごい大人になると思っていました」
山上容疑者を知る中学時代の同学年:
(山上容疑者は)小学生の頃から「こてつ」と呼ばれていて。誰かに嫌われることも(誰かを)嫌っていることもないが、目立ってしゃべっているイメージはない。おとなしい人。塾に行かずに勉強していた人だった。独学で賢い人だった。本当に毒っ気のない人だったので、みんな(勉強を)聞いていた。てっきり普通に大学行って、普通に就職しているタイプだと思っていた。
FNNプライムオンライン
中学校部活友人
真面目で、努力家だった。当時、人気漫画の影響でバスケ部員の人数は多く、補欠を含めて、ユニホームを獲得できるのは13人。それを獲得するために競争は激しかった。山上容疑者は、そんな状況でユニホーム「9」を勝ち取ったという。
中略
「誰とでも仲良くするタイプで、人の悪口も言わないような性格でした」
ヤフーニュース
同じクラスになったのは高校2年の時だった。彼はクラスの中で群を抜いて素朴。「机の上に手を重ね、あごをのせて、よくポケーッとしていました」
好んで一人でいるように感じたが、声をかけると、うれしそうに笑顔を見せてくれた。
クラスで何か決めるときも、「ニコッとして『うぃーっす』などと言って、何でも受け入れるタイプだった」。いつも謙虚で、他人の希望を優先していた。
朝日デジタル新聞
このように同級生の間で悪い話が出ないことに対して「すごい」と感じている人もいるようです。
4、自作銃の凄さ
米ユーチューバーが山上容疑者の自作の銃を真似て作ったところ、全く上手くいかず、それゆえに「山上徹也は本当にすごい」と感じた人が多くいました。
・銃器に関する動画を投稿する米YouTuberのブランドン・ヘレーラ(登録者数204万人)が安倍首相の銃撃事件に使用された自作銃の再現を試みた
・ブランドンは銃器製造会社の創業者でもあり、AK-47を50口径に改造したAK-50を製作したことでも知られている
・YouTubeに「Testing the Pipe Gun That Killed the Japanese Prime Minister(日本の首相を殺したパイプ銃の実験)」と題する動画を投稿(※現在は削除済み)
・「あくまで教育目的」「アメリカの法律では100%だと合法」だと説明して、山上徹也容疑者が使用した自作銃を再現した
・点火用の装置を作成し、黒色火薬を調合し、2本の鉄パイプに自作した木製のグリップを固定してパイプ銃を完成させた
・自作銃はを固定して発射テストを行うと、大音響と煙を上げ標的のミルクタンクを粉砕。しかし銃身である鉄パイプの後ろ側の栓が吹き飛んでしまい、手に持っていたら大怪我をするところだった
・火薬を減らして2回目のテストを行った結果、銃身の鉄パイプは後方に飛んで行ってしまった
https://sn-jp.com/archives/90158
5、政治と宗教の癒着を表面化させたこと
山上徹也容疑者がいなければ、政治と宗教の癒着は表に出なかった、これは彼の功績だという人が多く見られました。
まとめ
非常に多くの人に衝撃を与えたこの事件。
様々な考え方をする人がいるようで驚いています。皆さんはどうわれますか?
それでは今回はこの辺りで失礼します。
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