もうすぐ参院選ですね。
さて、ここに来て大変な盛り上がりと人気が出てきているのが参政党です。
その参政党について右翼なんじゃないかという話をよく聞きます。
その真相について調べてみます。
参政党の3つの重点政策
まずは参政党が掲げる3つの重点政策を見てみましょう。
1、子供の教育
2、食と健康、環境保全
3、国のまもり
子供の教育
- 探究型のフリースクールを地方自治体が作れるようにする法改正。
- 自ら仕事をつくり、収入を他者に依存せず、管理されない人生が設計できる公教育の実現
- 国や地域、伝統を大切に思える自尊史観の教育
参政党が訴えているのは、明治時代の寺子屋教育のようなものです。
もちろん現在の教育の全てを失くすなどというものではありません。
ただ、その子その子に合った教育を受けられるようにしたい、そういう話です。
勉強が得意な子、運動が得意な子、絵が得意な子、物を作るのが得意な子。
考えてみたら、人はそれぞれ向いていること、向いていないことがありますね。
みんな同じことを学ぶだけでなく、その子の特性にあった教育を受けさせてあげたい、そういう主張です。
食と健康、環境保全
- 医療資源の適正配分による、膨張する医療費の抑制
- 農薬や肥料、化学薬品を使わない農業と漁業の推進と食品表示法の見直し
- 先人の知恵を生かした日本版 SDGs の推進
参政党は日本の食料自給率を100%にしよう!そう主張しています。
そして健康は食からであるから、農薬や肥料、化学薬品を使わない農業と漁業の推進を掲げています。
日本の昔からの食を大切にし、日本の原点に戻ろうということです。
党首の神谷さんは「お米を食べよう」とよく言います。
これって日本が古来からある日本の代表でもある農作物を食べようって言ってるだけなんです。
おかしなことではありませんよね。
調べてみればわかりますが、日本の食料自給率については本当に心配になる状態です。
それに医療費もどんどん上がっていますよね。
これは庶民にとっては非常に身近なで重要な問題だと思いませんか。
国のまもり
- 外国資本による企業買収や土地買収が困難になる法律の制定
- 外国人労働者の増加を抑制し、外国人参政権を認めない。
- 個人情報と通貨発行権を守るための新しいデジタル政府通貨の導入(松田プラン)
もしかしてこちらを見て右翼的と思う方がいるのでしょうか?
しかしよく考えると、日本で外国資本による企業買収や土地買収が進んだら日本人が困るんです。
日本という国に住んでいる日本人を守ろうとする姿勢が右翼的といわれてしまうのは悲しいことです。
参政党の政策を見てみると、単純に日本という国を大切にしようという主張なんですよね。
右翼
そもそも右翼ってなんでしょうか?
右翼とは保守主義、反動主義的な思想や運動、革命や急進に対して反動、漸進を思考する政治勢力や人物を表す、となっています。
これを読んで???となりませんか。
人によって解釈が違うでしょうが、現在の日本で言うと、保守は愛国者というイメージで、右翼には当てはまらないのではないかと思います。
一般的に右翼というと、過激な感じがしませんか?
黒い街宣車を思い出す人も多いのではないかと思います。
ちょっと(というかだいぶ)参政党とは毛色が違うと思うのですが…。
それに参政党の掲げる政策って今の政治を否定するものなんですよね。
だったら逆に左翼的と言った方が正しいのではないかとさえ思います。
「保守的=愛国心が強い」ところは右翼的とも言えるかもしれませんが、一口に「右翼」というのは違うと思います。
保守=右翼、そう思うのならば、右翼と言われてしまうのでしょう。
しかし、現在の日本の政治とは全く違った改革をしようとしている部分を見れば左翼なんです。
結論としては、参政党は右翼でも左翼でもなく、日本という国を今よりも良い国にしよう、そう言っているだけのような気がします。
そもそも右翼だ左翼だというのが馬鹿らしい気もします。
理想論になりますが、自分の国が良い国になるように真剣に考えているのであれば、それは右翼であろうが左翼であろうが別に構わないと思うのです。
まとめ
参政党が右翼と言われるので政策を見てみましたが、右翼でも左翼でもないのではないでしょうか?
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