福岡市博多区のJR博多駅近くで会社員の女性(38)が刺殺された事件。
殺人容疑で逮捕された元交際相手の飲食店従業員寺内進容疑者(31)について、少しずつ情報が出てきました。
その情報の中では、アル中ではと思うほどお酒を飲んでいたことや女性関係などと、様々な噂が飛び交っています。
そんな寺内進容疑者はどんな生い立ちだったのか…調べていきたいと思います。
寺内進容疑者の母親の証言

19日に放送されたテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で、18日夜に同局が寺内容疑者の母親を電話取材した音声が放送されました。
その中で母親は寺内容疑者を「気は短いと思う」と明かした。
どういう時に気が短いと思いました?と聞かれ「自分の思うようにいかない時や思いがうまく伝わらないとかそういう感じかな。人は殴らないけどモノにあたるかな。壁に拳をあてるとか」と話した。
その後、母親は「どうしよう…どうしたらいいんだろう」と号泣しながら激しい動揺をあらわにしていた。
スポーツ報知
「気が短い」「自分の思うようにいかないときにはモノにあたる」「壁に拳をあてるとか」
こういった母親の証言を見ると、暴力的な一面が垣間見えますね。
しかし「人は殴らない」はずだった寺内容疑者、殴らないどころか愛する女性を殺害してしまうとは…。
寺内容疑者と母親は20歳前後の時から疎遠になっていたようですね。
寺内容疑者はアル中だった?
実は寺内容疑者の、自分のフェイスブックで「アル中」とアピールしていました。

寺内容疑者の知人の話
寺内容疑者の知人「アルコール中毒ではないかというくらい“しらふ”の時にあまり接点がない。悪酔いしだしたら、ちょっと暴力的な言葉遣いになってきたりとか、おらーとか、関西弁だったので『われこら』みたいな」
https://rkb.jp/news-rkb/202301194515/
またフェイスブックの投稿にはお酒を飲んでいる写真が非常に多くあります。



お酒の投稿ばかりの寺内容疑者がその次に多く投稿していたのが「女性」に関することでした。
女懲り懲り

彼女おったらなぁ

とりあえずセ○スしたい

とりあえずセ○スー

女性に関しては若い男性なので当然と言えば当然ですが、お酒に関しては知人も「アル中かと思うくらい」と話しているので、依存していた部分はあったかもしれませんね。
寺内進の生い立ち
寺内進容疑者は大阪出身ということですから、実家は大阪にあると思われます。
中学時代
寺内容疑者は中学時代、仲間が万引きなどをすれば「やめとけ」とたしなめるような少年だったそうです。
中学校時代の友人の話では「事件を起こすなんて信じられない」とのこと。
寺内容疑者は大阪市福島区で育った。同じ中学校ではなかったが、その頃に友人づてに知り合い、寺内容疑者を「テラ」と呼んでいたという同級生の男性(31)が19日、毎日新聞の取材に応じ「事件を起こすなんて、信じられない」と驚きの声を上げた。
ヤフーニュース
しかしこういった話もありました。
知人によると、中学時代から金髪にするなど目立ちたがりな印象で、地元の番長的存在だった。
一番喧嘩が強かった印象だという。
ヤフーニュース
高校時代
高校時代の同級生は「一言で言えば暴力的、乱暴」と人物像を語った。この同級生もまた、気さくで明るい面と気性の荒い面の両方の人柄が印象に残っているという。
https://rkb.jp/news-rkb/202301194515/
同級生「場を盛り上げるのは上手でしたよ。力は強い方でした。自分を大きく見せたいのかずっとシャドーボクシングしていましたね。(Qいつ?)授業中もずっとです。海に行った時は他人に喧嘩を売ることもありました」
https://rkb.jp/news-rkb/202301194515/
同級生は、逮捕の一報を耳にした時には「やってしまったか」と感じた一方で「不思議ではない」と語ったそうです。
寺内進容疑者は、高校を中退しています。
高校中退後の経歴
寺内容疑者は高校を中退後は人間関係が上手く行かず、飲食店を渡り歩き食を転々としていました。
高校中退後は、大阪・ミナミのバーなど複数の飲食店を渡り歩き、職を転々としていた。ノリはいいが、自分の意見が否定されると感情的になり、周りから反発されて同じ職場が続かなかった。
ヤフーニュース
そして20歳前後の時に父親が病死し、母親とも疎遠になってしまいます。
友人の話によると、寺内容疑者はパチンコなどのギャンブルが好きで、手持ちが数百円程度しか無い日もあり、いつもお金に困っているように見えたとのことでした。
東京のダンスバー
寺内進容疑者は東京のダンスバーにいたことがあるようです。


大阪市内でバーをオープン
寺内容疑者は約3年前、大阪市内でオープンしたバーで働いていたとみられる。 2019年12月、寺内容疑者は「祝開店」と書かれた開店祝いの花に囲まれ、ピースサインをしていた。
ヤフーニュース

しかし店は長続きはしませんでした。
一万円だけを手に人生をやり直すために福岡へ
大阪のバーが上手くいかなかった寺内容疑者は「人生をやり直す」と20代半ばで単身、縁もゆかりもない九州へ。
そして鹿児島や熊本で暮らし、約1年前に福岡へ。
このときの所持金は1万円で働く店も決めずに福岡へきて、案内所で紹介された店で働き始めたようだと知人が話しています。
そして川野美樹さんと出会い交際が始まります。
鹿児島や熊本で暮らし、約1年前に福岡へ。福岡市博多区の九州最大の歓楽街、中洲のバーで働き始め、同じ系列店の従業員だった川野さんと出会い、交際が始まったと男性は聞いていた。
ヤフーニュース
川野美樹さんとの交際は、人生をやり直すと誓った寺内容疑者にとって、希望の光だったのかもしれません。
しかし別れを告げられてこんな凶行にいたってしまうとは…。
寺内進容疑者には親しみやすい一面も
すごくいい人柄。明るくて親しみやすい。関西のお笑い芸人みたいな感じ
超イケメンで一回だけ話したことがあるが、普通に優しそうな感じ
寺内容疑者に対して好意的な話ももちろんありました。
勤務先の代表も仕事中目立った問題行動はなかったと話しています。
飲食店の代表「何でこんなことをしたのだろうと思って。一番してはならないこと。もうちょっと僕が気付けば良かった」
代表の目には殺人の疑いがかけられるような人物には映っていなかった。それでも「ずっと責任を感じる」と代表は肩を落とした。
https://rkb.jp/news-rkb/202301194515/


まとめ
凶行に及ぶ前に相談する人はいなかったのでしょうか…。
寺内進容疑者がどんなに悔いたとしても川野美樹さんは二度と戻って来ません。そして遺族の方の悲しみは計り知れません。
川野美樹さんのご冥福をお祈りします。
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