島津製作所の子会社である島津メディカルシステムズが、病院に納入した装置にタイマーを仕掛けていたことが発覚しました。
これは2017年のことのようです。
何故5年前のことが発覚したのでしょうか？
内部告発なのでしょうか？
島津製作所
株式会社島津製作所は創業明治8年、設立大正6年。
本社の所在地は京都市西京区で、資本金は26,648百万円、グループ従業員は13,499名（2022年3月31日）と非常に大きな会社です。
子会社の島津メディカルシステムズ株式会社は、創立1966年2月3日、資本金は11,500万円、641人（2022年4月）、医療機器および関連機器の販売及び据付、修理、保守点検、部品販売を行う会社です。
島津製作所子会社が故障装い部品交換・タイマーで医療用装置の回路遮断
こちらは東京新聞の記事からの抜粋です。
島津製作所（京都市）が製造した医療用エックス線装置を巡り、保守と販売を担う子会社の島津メディカルシステムズ（大阪市）熊本営業所の幹部社員が、熊本県内の公立病院に納入した装置に回路を遮断するタイマーを仕掛け、故障を装って部品を交換していたことが本紙の取材で分かった。
東京新聞 TIKYOWeb
簡単に説明すると、製造した医療機器に回路遮断するタイマーを仕掛け、故障してないのに故障と思わせ修理を行い、修理費を受け取っていたという内容の記事です。
仕掛けてあったタイマーは、病院から故障連絡を受けて再び訪問した時に回収した疑いがあるとのことです。
この記事は島津製作所が発表したものではないようで、島津製作所のホームページを見ると、会社としての今後の対応と謝罪がしっかりと記載されています。
神速な対応を取っていることが伺えます。
↓こちら現在島津製作所のホームページのお知らせです。
何故この件が明るみに出たのか？
結論から言うと、この件が明るみに出たのが何故なのかは現時点ではわかっていません。
しかし、世間では「内部告発ではないのか？」という声が非常に多くあがっています。
まとめ
このように世間では「内部告発ではないのか」といった意見が多く見られました。
仮に内部告発であったとしたら、それは告発した方を守るために公表はされないでしょう。
素晴らしい会社だけにこういった話は残念に思いますが、これをバネに大企業としての更なる飛躍を期待します。
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